DHA/EPAが【足のむくみ】への効果が期待できる理由
夕方になるほどに気になりだす足のむくみ。パンパンに膨らんだ足にはソックスの跡がくっきり…。そんな足のむくみの原因と解消する方法をまとめました。
photo by Kiran Foster
足のむくみの原因は?
足のむくみの大きな原因となるのは、リンパの流れが悪いことです。デスクワークや立ち仕事でも同じ姿勢を保つ事、運動不足などが原因となってリンパが溜まりやすい状態となります。
リンパドレナージュなどリンパマッサージを専門とした店舗も増えてきていますが、このリンパとは何なのでしょうか?
リンパの役割
とにかく分かりにくいリンパですが、一言で言うならば血液から滲みでた体液と言えます。栄養成分をみもって末端まで運ばれた血液は一部組織液となって滲みでます。(滲みでやすい構造となっています。)
滲みでた組織液・リンパ液は不要になった不純物だったりウィルス等をどんどん回収しながら、リンパ管をとおりリンパ節で不要なものをろ過されてから再び血液へと戻っていきます。
このリンパ=免疫力 ともよく言われますが、血液から滲みでたリンパが不純物を回収してくれる作用によって免疫力が保たれているとも言えます。
リンパは動きにくい!
血液は心臓のポンプ運動によって、動脈をとおり静脈からスムーズに戻ってきます。対してリンパ液は末端で滲みでた後に、不純物を回収しながらリンパ管・リンパ節を通るため非常にゆっくりと移動します。この移動を助けているのが筋肉の動きです。
デスクワーク続きや運動不足の場合、リンパを戻す筋肉の動きが圧倒的に足りないために、リンパが水分として細胞にたまってしまい…結果 ふくらはきや太ももなど足元付近にリンパが過剰に残ります。
いわゆるこれが足のむくみの原因です。
リンパの流れを改善する方法
リンパの流れをスムーズにするには、何よりも運動する事が効果的。血液のポンプ機能は心臓。リンパのポンプ機能は筋肉なので、筋肉をしっかり動かす必要があります。
デスクワークでも適度に立ち上がって足を上下に動かしたり、休憩がてら定期的に歩く事を心がけるだけでもかなり違うはず。
そして、それと合わせて改善したいのが血の巡りです。リンパの大元は血液の流れからきているため、血液の流れがドロドロではなく、サラサラとスムーズに流れている事もとても大事。
DHA/EPAの作用には血の巡りを改善する作用があります。これは、遠回しに効いているのではなくダイレクトに血流の流れを改善してくれる成分です。
血の巡りを良くする事と、適度な運動やストレッチを習慣化する事で、足のむくみを解消する大きな効果が期待できます。
現代人に不足しているDHA/EPA
DHA/EPAは「魚の油」です。特に、青魚に多く含まれている成分として知られます。
厚生省が推奨する1日に必要なDHA/EPAの量は1000mg。それに対して、実際に現代人が摂取できている量は、20代で約「200mg」、高年齢層でも「500〜600mg」と不足しています。足りない理由は明確で、昔に比べて「日々、魚を食べる事が減った」からです。
いきなり「魚食」に切り替える事は、現実的にはなかなか難しいもの。そこで、サプリを活用する方法をおすすめします。不足しているDHA/EPAを、普段の食事に手軽にプラスするという方法です。
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