DHA/EPAが美肌効果が高く肌荒れやシミに効果的な理由
DHA/EPAは、20代の頃のような若々しい肌を保ってくれる効果も期待できます。
DHA/EPAが持つ美肌効果のメカニズムはどのようなものなのでしょうか?
美肌=ターンオーバー
敏感肌、カサカサ肌、大人ニキビetc…いろいろ肌のトラブルはありますが、特に大きな原因となっているのが「肌のターンオーバー」の乱れが要因です。
出典:https://www.facialesteriko.com/kusumi/
肌のターンオーバーは表皮の生まれ変わりです。
一般的に28日周期で肌の再生が行われますが、例えば60代になるとこの周期は100日程度になると言われていて、高齢になるほどターンオーバーのの周期が遅くなってきます。
そのため、年齢を重ねると共に表皮の生まれ代わりのスピードも減少し、顔のシワやくすみが増える原因となっています。
ターンオーバー を活性化する方法(一般論)
肌のターンオーバーは様々な理由で乱れます。そんなターンオーバーが乱れた肌をカバーする一般論としては、肌表面の潤いを保つ事。
化粧水などを使って肌表面に水分補給を行いカサカサになった肌から水分の蒸発を防ぐという方法です。
ただし、このやり方はあくまで表層部分を一時的に潤しているだけであり、「ターンオーバーが乱れている」という根本的な要因を解決する手段になっていません。
ターンオーバーの根本的な要因を解消するには?
肌の根本には線維芽細胞という細胞があります。
線維芽細胞はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった肌のハリや潤いを保つために必須の成分を生み出してくれる細胞。
線維芽細胞は肌の老化や、紫外線のダメージで衰えてしまう繊細な細胞です。
また線維芽細胞が衰える大きな要因に「血の巡りが悪くなる事」も挙げられます。
血液は体に必要な栄養成分を届ける役割も果たしていますが、血液の循環が悪くなる事で、線維芽細胞にも栄養が届きにくくなり、結果としてターンオーバーの乱れを招きます。
DHA/EPAが血液の流れをよくする
繰り返しになりますが、線維芽細胞がしっかり活性化するためには、血液の循環を良くして栄養をしっかり届ける必要があります。
血液の循環を良くする栄養成分は「DHA/EPA」が有効な栄養素です。
その作用は、DHAが固くなった毛細血管や赤血球に柔軟性をもたせ、EPAが血小板の過剰な凝集(固まること)を抑える事で、血液の流れをスムーズにしてくれます。
他、線維芽細胞を活性化する方法としては、「プラセンタ」「酵素」「ビタミンC」等の栄養成分の補給が有効と言われています。
ですが、そもそも血の巡りが悪い状態では、まともに線維芽細胞へと供給される事はありません。
ですので、順番としてもまずは血液の循環をよくした上で、こういった栄養補給をする事で、より効率よく線維芽細胞を活性化できると考えられます。
DHA由来の「良質な睡眠」がさらに有効
DHA/EPAには、「うつ」や精神を安定させる実験結果も報告されています。
こちらの精神的に不安定な状態が解消される事は、質の高い睡眠へと繋げる事ができます。
そして、肌のターンオーバーを促進させるためには、この質の高い睡眠もとても大事。
睡眠によって肌のターンオーバーが促進される時間帯は「肌のゴールデンタイム」等と呼ばれ、一般的には22時〜2時の間とされています。(入眠後の3時間という説もあります)
「血の巡りがよくなる」事と「良質な睡眠を得る事ができる」 という2つの作用から、DHA/EPAは肌のターンオーバーに効果的な成分と言えます。
DHA/EPAの1日に必要な量を手軽に補給しよう!
DHA/EPAを含む食材は、ほぼ「魚」です。
そして、厚生省が推奨するDHA/EPAの摂取目安は1日あたり1,000mgが基準値。
歴史上、もともと日本人は魚をよく食べる民族でした。ですが、食生活の欧米化に伴い魚を食べる習慣が失われ、推奨量を摂取できてない人が増えたと言われます。
そんなDHA/EPAを毎日、魚を食べなくても補給するなら、栄養成分を凝縮したサプリを使うのがおすすめ。
サプリの利用で魚嫌いな人でも、確実にDHA/EPAを補給できるというメリットもあります。
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