DHA/EPAは何に一番効き目がある?効果のあるもの一覧
DHA/EPAは様々な効果の期待できる栄養であり脂質です。DHA/EPAが特に効果を発揮できるものを一覧でまとめました。
photo by josef.stuefer
DHA/EPAの効果
DHA/EPAで、主に言われる効果はこんな内容です。
- 血液がサラサラになる。
- 中性脂肪が下がる。
- 脳の記憶力があがる。
- 赤ちゃん・幼児の脳の発育を助ける。
- 痴呆症の改善効果。
- うつ・精神疾患の改善効果。
- 肌荒れ・ニキビ・敏感肌などの改善
- 冷え性や足のむくみを改善
- ダイエット効果がある。
- ガン細胞を抑制する効果がある。
この内容でも一部であり、かなり広範囲の広いジャンルや分野で効果や効能を言われる事が多いようです。
DHA/EPAは一番何に効く?
これらの効果の中、特に効果が期待できるものはどれなのでしょう?
公平公正な立場での判断は、消費者庁が行っている『栄養成分の機能性評価』が参考になります。
これは、「○○という栄養素は体に良いらしい」という、やや曖昧な情報を明確にするため(指標にするため)、消費者庁がまとめたもの。各種研究データや実証実験によって明確にしています。
評価はA〜Fまでの6段階評価。「A判定」が一番効果が期待できる栄養素。「F判定」が最低評価で効果ナシという評価となります。
(ちなみに、Bは肯定的な意見が多いので、ほぼ間違いない評価。C以降は、作用があるかもしれなという内容)
この調査の中で、DHA/EPAの機能性評価は次のようになっていました。
出典:https://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin915.pdf (消費者庁 「食品の機能性評価モデル事業」)
まず「A判定」がとても多い事が分かります。
心血管疾患というのは、血液や心臓に関わる病気。DHA/EPA が血液系に与える影響は顕著ですが、それが国によっても証明された事となります。
特に中性脂肪を下げる効果や、関節リウマチの症状緩和もA評価とかなり高い評価でした。
ちなみに、DHA/EPA以外に評価が行われていた成分は次のような種類があります。
- セレン
- ルテイン
- コエンザイムQ10
- ヒアルロン酸
- ブルーベリーエキス
- グルコサミン
- ラクトフェリン
グルコサミン、コエンザイムQ10等、どれもサプリメントとして目にする事の多いものです。
ですが、これらの実際の評価は、良いもので「B判定」や「C判定」という結果に。DHA/EPAと比較すると凡庸な評価と言えます。
80ページ(77,000文字)近くもある膨大なレポートの中で、これだけの大量のA判定を貰えている成分はDHA/EPAのみという結果でした。
DHA/EPAの1日に必要な量を手軽に補給しよう!
DHA/EPAを含む食材は、ほぼ「魚」です。
そして、厚生省が推奨するDHA/EPAの摂取目安は1日あたり1,000mgが基準値。
歴史上、もともと日本人は魚をよく食べる民族でした。ですが、食生活の欧米化に伴い魚を食べる習慣が失われ、推奨量を摂取できてない人が増えたと言われます。
そんなDHA/EPAを毎日、魚を食べなくても補給するなら、栄養成分を凝縮したサプリを使うのがおすすめ。
サプリの利用で魚嫌いな人でも、確実にDHA/EPAを補給できるというメリットもあります。
[ad-mobile]