DHAの豊富な魚やサプリで集中力が高まる効果のある理由
DHAは摂取する事で集中力が高まる効果が期待できます。この記事では、DHAと集中力の関係についてまとめました。
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DHAと集中力の関係
脳の中には大量の神経細胞があり、その中にはシナプスと呼ばれるアメーバー上の樹状突起が広がっています。情報の伝達はこのシナプスの間を電気信号によって伝わり、大量の情報が伝達されている仕組み。
この神経細胞を構成する成分のひとつがDHAです。 DHAは〈DHA/EPAとは?人の体へ与える効果〉でも解説のとおり、『柔らかくする』という効果をもたらします。
神経細胞上では、DHAによってシナプス表面が柔らかくなり、情報伝達をスムーズにします。この働きにより、脳の情報伝達も効率的になり集中力を高める効果を期待できるとされています。
集中力は工夫次第で高めれる
脳とDHAの関係の他、集中力は自分の工夫次第で様々な方法で高める方法があります。どれも実用性が高く、覚えて置いて損のないものです。
ご褒美を与える
この作業が終わったら…おやつにしよう!このプロジェクトが終了したらぱーっと飲みにいこう!等のご褒美を用意しておくと集中力が高まります。集中力の持続がうまい人は、短期〜長期に分けて、ちょうど良いタイミングでご褒美を用意している場合が多いです。
簡単な事だけやる
『ものごとを簡単にする』とも言い換えれる事ができます。 仕事のできる人は、複雑な作業やタスクをなるべくシンプルにして『集中しやすい環境』を整える事に長けています。 逆に、仕事にできない人は、いつまでも作業をシンプルにできずに不要なマルチタスクとなって集中力をきらしてしまいがちです。
考えずに行動する
集中力を高めよう!と意識しても…実際にこれができる人はかなり稀です。 『集中する事』に目を向けるのではなくて、作業をする事に集中する事がおすすめ。
勉強するなら…ごちゃごちゃ考えずにとりあえずテキストを開いてみる。 仕事をするなら、とりあえずパソコンを起動してみるなど。『作業興奮』という言われ方もするものですが、行動を先に起こす事で、集中力が後から不思議とついてきます。
通過点にする
作業やタスクを終了する事を目標にすると…脳の機能はそのゴールに向けてまでしかパフォーマンスを発揮できません。また、そこに向けて無意識に作業スピードをコントロールしがち。
そうではなくて、もう1歩2歩先に目標を持っておくと、今やってる作業が通過点となり集中力を維持しやすくなります。
現代人に不足しているDHA/EPA
DHA/EPAは「魚の油」です。特に、青魚に多く含まれている成分として知られます。
厚生省が推奨する1日に必要なDHA/EPAの量は1000mg。それに対して、実際に現代人が摂取できている量は、20代で約「200mg」、高年齢層でも「500〜600mg」と不足しています。足りない理由は明確で、昔に比べて「日々、魚を食べる事が減った」からです。
いきなり「魚食」に切り替える事は、現実的にはなかなか難しいもの。そこで、サプリを活用する方法をおすすめします。不足しているDHA/EPAを、普段の食事に手軽にプラスするという方法です。
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