関節リウマチ

関節リウマチが原因で不眠になる?やりやすい対策方法

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関節リウマチが原因で、寝付きが悪くなったりする場合もあるようです。そして、不眠とリウマチには意外な関係もあるようでした。

photo by PRO Mislav Marohnić

 

 

痛みが原因による不眠

身体の痛みにも様々な種類がありますが、特に3ヶ月以上続くような持続性のある痛みは慢性疼痛(まんせいとうつう)と呼ばれています。

慢性疼痛には、線維筋痛症・頭痛・糖尿病・ 胃食道逆流症などで感じる場合がありますが、関節リウマチも慢性疼痛の代表的なものの一つとして有名です。

関節の痛みによって、約60%以上の人が「なかなか寝付けない」や「夜中に目覚めて、再び寝る事ができない」等の不眠の症状を感じているようです。

 

不眠が原因でリウマチにも?

神戸大学大学院の医学研究チームの発表によると、人の睡眠のリズムも作っている「体内時計」が、関節リウマチの症状にも関連している可能性が示唆されていました。

「体内時計」などと呼ばれる人間の日内リズムを調節する遺伝子系が、関節リウマチ(RA)の増悪にも関与している可能性が示された。RA患者の睡眠障害や、かつて「リウマチ気質」などと呼ばれた特徴的な精神状態を説明できる可能性もあるという。

引用元:https://medical.nikkeibp.co.jp/

研究では、主にマウスを使った実験を行っていました。体内時計のリズムを作っている遺伝子を消失させたマウス群では、著しく関節炎の悪化が認められたとのこと。

つまり、関節リウマチの慢性的な痛みで不眠症になりつつも、逆に睡眠のリズムが悪くなり体内時計を乱す事で関節リウマチの症状を悪化させてしまう可能性もあるという事です。

互いに悪影響を及ぼしている負のスパイラルと言えます。

 

関節リウマチによる不眠対策

先に伝えたように、関節リウマチと不眠症が互いに悪影響となっています。ですので、この場合は両方へのアプローチが必要となります。

関節リウマチの寛解

関節リウマチの症状を緩和させる事で、睡眠の質をあげて相互に良い状態を目指します。

▶関連:関節リウマチとは?その原因と対策方法

不眠症の対策の基本

不眠症の対策は、専門医の指示に従って行い、自分の睡眠状態や生活改善によって行う「認知行動療法」や、薬によって睡眠をサポートする「薬物療法」の2種類の方法があります。

睡眠薬の依存等によって抵抗がある場合もあるかもしれませんが、「よく寝れてない」状態は先にお伝えしているとおり相互に悪影響です。

通常、依存しにくいように、段階を踏んで睡眠薬を変えて行くことが一般的ですので、必ず医師の指示に従って服用する事が大事。自己判断で辞めてしまうと、反跳性不眠等の別の不眠症へと発展する場合もあります。

自分で行う不眠対策

自分で「寝やすい身体」にするには、睡眠ホルモンの自己管理と、体内リズムの調整がポイントです。

睡眠ホルモンであるメラトニンは、栄養バランスの良い食事と「光」によって生み出されます。通常、朝に光を浴びて15〜16時間後に分泌されるホルモンで、朝に光を浴びなかったり、夜の変な時間に光を浴びる(スマホ等)によって分泌バランスが乱れます。

また、体内リズムを作り出すのに強い影響があるのが「深部体温」。寝る前に深部体温をうまく下げる事で眠りにつきやすい状態となります。

深部体温は、温度を上げる事でその反作用的に温度を下げようとします。その効果を利用し、寝る2〜3時間前にぬるめのお風呂にゆっくり入って深部体温を上昇させる事で、寝る時に深部体温を下げ睡眠の質をあげる事が可能です。

 

関節痛にグルコサミンが効かなかった場合

関節痛の症状緩和には「グルコサミン」がよく利用されます。ですが、関節リウマチに対してはグルコサミンよりもDHA/EPAの方が作用が上です。

消費者庁の機能性評価においても、関節リウマチの症状緩和作用は「A判定」。グルコサミンは「B判定」でした。

 

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