血液サラサラ効果の期待できるハーブティーはこの4種類
血液サラサラに対して、栄養成分的に効果の期待できるハーブティーをまとめました。
photo by sayo ts
ギンコウティー(イチョウ茶)
イチョウ葉を使ったハーブティーはギンコウティーと呼ばれます。
イチョウにはギンコライドと呼ばれる成分が含まれていて、この成分によって血液サラサラ効果が期待できます。ギンコライドは強い抗酸化力によって、血管内の老化を防ぎます。
また、イチョウ葉エキスには、血管を拡張させたり血小板の凝集を抑える作用もあると言われています。これらの作用によって、血の流れを良くすることができます。
ギンコウティーは、他にも冷え性・脳梗塞・認知症等の予防にも効果的と言われているお茶です。
アルファルファティー
栄養成分の高いお茶として、古くからよく飲まれてきたハーブティーです。アルファルファティーには、クマリンと呼ばれる成分が大量に含まれています。
クマリンは、強い抗酸化作用をもつポリフェノールの一種で、パセリ・明日葉等にも含まれている成分です。
クマリンは血小板の凝集を抑える事で、血を固まりにくくする効果があります。
ただ、その効果は高いため、抗血液凝固剤等を服用中には、このハーブティーは飲む事はできません。
ビルベリーティー
ビルベリーに含まれる成分はアントシアニンと呼ばれる紫色の天然色素です。
アントシアニンは、ブルーベリー等にも豊富に含まれていますが、ビルベリーに含まれるアントシアニン量は群を抜いていて、最も豊富にアントシアニンを含む植物の一種と言われます。
アントシアニンの効果は、強い抗酸化作用による活性酵素の除去能力です。
ちなみに、アントシアニンは視機能の改善成分としても有名で、白内障等の予防にも効果的と言われています。
バードック(ごぼう茶)
バードックは牛蒡を使ったハーブティーです。
牛蒡に含まれる水溶性の食物繊維イヌリンは、糖分の吸収を緩やかにする事で、血糖値の上昇を抑えます。
血液内の糖質増加はドロドロ血の要因のひとつです。
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