老眼が始まる年齢は何歳ぐらいから?どれぐらいの割合?
老眼が進行しやすくなる年齢や、老眼になっている人の割合。また、若い世代にも増えている老眼についてまとめました。
photo byArt Poskanzer
老眼が始まる年齢
シニア向けの宿泊予約サービスを展開している「株式会社ゆこゆこ」が、会員2145人を対象に「シニアの目」に対する各種調査アンケートを実施していました。
「実際に老眼が始まったのはいつですか?」という質問に対しての回答結果は次のようなもの。
- 40〜44歳:6.2%
- 45〜49歳:16.0%
- 50〜54歳:24.4%
- 55〜59歳:20.2%
- 60〜64歳:12.9%
- 65〜69歳:10.6%
- 70〜74歳:5.6%
出典:https://www.yukoyuko.co.jp/release/2274/
アンケート結果では、全体の約半分以上の人が50代で老眼になっているという結果に。
但し、実際になり始めている人は、40代の比較的若い世代からでも一定数いる事も分かります。
どれぐらいの人が老眼になる?
同じ研究データでは、老眼になっている人の割合を調査したデータもありました。
調査した約2000人のうち、実際に老眼になっている人は約8割。
そのうち、9割程度の人が「読み書き」をしているタイミングで、老眼に気づく事が多かったようです。
多様化する老眼は若い世代にも
「老眼」は通常は、加齢によって水晶体(レンズ)の柔軟性がなくなってくる事や、毛様体筋の衰えによってピント調節機能がうまくいかなくなる事。
ですが「毛様体筋の衰え」については、加齢による原因だけではなく、若い世代にも頻繁に起こるようになっています。
その多きな要因となっているのが、スマホやパソコン等の強い光りを発生する画面を見続ける事によるもの。
スマホで長時間ゲームをしたり、アプリを楽しんだりしている時に起こる「スマホ老眼」と呼ばれるもの。
オフィスワーカーに多い、日中のパソコン業務によって、帰宅時にモノがぼやけてしまう「夕方老眼」等、老眼の種類も多用化し、年齢も関係なくなってきているようです。
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