物忘れ

物忘れに効果の期待できるおすすめ漢方3つ・抑肝散の注意点

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物忘れ対策や予防に効果の期待できる代表的な漢方と、実際に認知症の方によく処方される事の多い抑肝散についての注意点についてまとめました。

photo by Cara Faus

 

八味地黄丸(ハチミジオウガン)

一般的に高齢者に使われる事の多い漢方で、抗老化薬として有名な漢方です。足腰の冷えや痺れがある時や、腎機能低下によって様々な悪影響がある時にも使われています。

漢方の世界では、腎機能の低下を腎虚と呼び、腎虚が由来で脳の萎縮等が起こるとされています。この腎虚を補う漢方として有名なものが八味地黄丸というわけです。

 

帰脾湯(キヒトウ)

胃腸を丈夫にしたり、貧血改善のために使われる事の多い漢方です。帰脾湯に含まれている遠志と呼ばれる生薬は、アセチルコリンの産出を活性化させる働きがあると言われています。

認知症の要因のひとつとして、脳内のアセチルコリンが極端に減少してしまっている事が挙げられ、唯一の認知症治療薬として知られるアセチルコリンエステラーゼ阻害薬も、このアセチルコリンさらなる減少を防ぐ目的で活用されます。

▶関連:物忘れ・認知症に使われる代表的な薬の種類と副作用まとめ

 

心脾顆粒 (しんぴかりゅう)

血を巡らせる働き(心)と、消化吸収をして気や血を生成する働き(脾)が弱まっている状態を心脾両虚といいます。

脾が弱まる事で心に影響し、心が弱まる事で気が脳内にいかなくなる事で健忘になってしまう。というのが漢方的な考え方です。心脾顆粒はこれらの状態を改善するとされる漢方になります。

 

抑肝散(ヨクカクサン)は認知症の治療目的ではない?

認知症の方によく処方される漢方として抑肝散という漢方があります。抑肝散は、イライラや不眠、精神不安定の状態を解消する生薬を組み合わせて作られているもの。

これは直接的に認知症への効果を目的としているのではなくて、認知症に由来する周辺症状(BPSD)に向けて対処する目的の漢方となります。

 

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