中性脂肪

牛乳を飲むと中性脂肪は上がる?乳製品と中性脂肪の関係性

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牛乳を飲む事で中性脂肪は上がってしまうのでしょうか?乳製品と中性脂肪の2つの関係性についてまとめました。

photo by Andrew Magill

 

牛乳・乳製品で中性脂肪は上がる?

中性脂肪が高くなる要因と言われているものに「飽和脂肪酸」の摂り過ぎという場合があります。

飽和脂肪酸は牛・豚肉類に豊富に含まれていて、加熱すると溶けて常温では固形の場合が多いもの。

飽和脂肪酸は体のエネルギー元となるものなので、体にとっても必要なものです。ですが、飽和脂肪酸を過剰に摂取しすぎてしまうと中性脂肪を高くする要因になります。

乳製品の中で、飽和脂肪酸が高いのものの代表は「バター」です。この事から、なんとなく乳製品全般が脂肪量が多い(太りやすい)ようなイメージになっているのかもしれません。

では実際、乳製品の飽和脂肪酸量はそれぞれどれぐらいの量になっているのでしょうか?

100グラム中の主要な乳製品に含まれる飽和脂肪酸量を見てみると、次のようになります。

バター 52.4グラム
生クリーム 27.6グラム
チーズ 16グラム
ソフトクリーム 3.6グラム
牛乳 2.7グラム
ヨーグルト 1.8グラム

このように、同じ乳製品でも食材によって、かなり飽和脂肪酸の量に違いのある事が分かります。

1日あたりの飽和脂肪酸量の目安は、男女年齢によっても変わってきます。例えば、30代男性だと1日あたり15g程度までが飽和脂肪酸を摂取しても良い量です。

▶関連:飽和脂肪酸とは?身体への効果と1日の摂取目安量(年齢別)

本記事の表題の「牛乳を飲むと中性脂肪は上がる?」という質問に対しては、牛乳1〜2杯程度では、摂取上限に達しないのでさほど問題ないと言えそうです。

また注意しなくてはいけないのは、100グラムを基準としている点です。

例えば、牛乳を100グラム分飲む事は日常的に良くあるはずですが、バターを一気に100グラムも摂取する機会はほとんどないでしょう。

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出典:https://www.dclog.jp/en/8297378/553002891

例えば、よくスーパー等でも見かける「雪印バター」だと、100gはこんなボリュームになります。

もう少し現実的にみると、一般的なグラタン1人前で使うバターの量が約15グラムぐらい。この場合は、飽和脂肪酸量は約7.5gとなり、これでも摂取上限の15gには届きません。(※ 肉類が入れば当然上がります)

このように、単純に「飽和脂肪酸の量」だけを見てみると、よほど大量に摂取しない限りは、乳製品が中性脂肪を増やす原因にはならなさそうです。

 

牛乳がメタボ予防になる?

ある研究結果では、牛乳を飲み続ける事でメタボが改善されたとの研究結果も報告されています。

仮説としては「牛乳に豊富に含まれるカルシウムの働きで、脂肪細胞内での脂肪合成が抑えられているかもしれない」との事。他にも、代謝やエネルギー消費量が増加する説もあるようです。

▶参考:牛乳・乳製品のメタボ予防 pdf

また別のデータでは、内蔵脂肪量と逆相関的な関係にある「アディポネクチン」という蛋白をチーズ食によって維持されたとの発表もありました。

▶参考:チーズで内臓脂肪を減らそう!

もともと乳製品は栄養成分に優れた食材です。「乳製品で飽和脂肪酸が多いのはどれ?」という事を意識しながら、普段の生活の中で上手に取り入れていくのがおすすめです。

 

DHAが中性脂肪を下げる理由

消費者庁が実施する「栄養成分の機能評価」は、健康食品の機能性を国内と海外の複数の文献を調べて総合評価したものです。

DHA/EPAは全11モデルの中で最も多くの高い評価を受けた成分です。特に中性脂肪を減少させる効果はA判定の最高ランクでした。

DHAが中性脂肪を下げる仕組みは3つの理由があります。

 

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