中性脂肪

烏龍茶に中性脂肪を減らす効果はある?

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特に「黒烏龍茶は脂肪に対して効果がある」という風に言われていますが、烏龍茶を飲む事で中性脂肪に対してどのような効果を与えているのでしょうか?

photo by Breville USA

 

中性脂肪へ働きかけるホルモン

中性脂肪と烏龍茶の関係性のヒントとなるのは、中性脂肪へと働きかけるホルモン【リパーゼ】がポイントとなります。リパーゼはその働きによって主に3つの種類へと分けて考える事ができます。

膵リパーゼ

主に小腸で働くホルモンです。中性脂肪などの脂肪を分解し小腸で吸収されやすい状態を作ります。

リポ蛋白リパーゼ

主に血管の中で働くホルモンです。血液内に存在している中性脂肪を分解して細胞へ取り込みやすい状態を作ります。

ホルモン感受性リパーゼ

リポ蛋白リパーゼの効果で分解吸収した脂肪酸をエネルギーとして代謝させるためのホルモンです。

 

中性脂肪は悪ではないけど…

中性脂肪自体は、ホルモン感受性リパーゼの働きを見ても分かるとおり、最終的にエネルギー源となるため悪ではありません。

ただ、過剰に増えすぎる事によって中性脂肪がたまりすぎてしまい、脂質異常症や各種病気へとつながりやすくはなってしまいます。

よくダイエットで脂肪を燃焼して…のように言われる部分は、いわゆるホルモン感受性リパーゼが取り込んだ脂肪をエネルギーへと変化する効率を上げる事。 この効率を上げるのが運動であり、運動をする事でホルモン感受性リパーゼが活性化される仕組みです。

 

烏龍茶が中性脂肪へ与える効果

烏龍茶の中で、特に黒烏龍茶と言われるものはサントリーが特定保健用食品として開発されたものを指します。これは烏龍茶ポリフェノールの成分で「ウーロンホモピスフラバンB」を多く含む事が特徴。

この烏龍茶ポリフェノールが中性脂肪へと関係するのですが、直接中性脂肪へと影響するわけではありません。

烏龍茶ポリフェノールが影響するのは、膵リパーゼの部分。

膵リパーゼが中性脂肪を分解して小腸で吸収する能力を抑えます。(サントリー製品では約20%との事) この作用によって、中性脂肪が吸収されずにそのまま排泄されるため中性脂肪が抑えれるとの言われます

ですので、直接中性脂肪を減らすのではなくて、「烏龍茶を飲む事で、普段の食生活の中から摂取される中性脂肪を減らす働きがある」といった方が正しいようです。

いくら烏龍茶ポリフェノールが中性脂肪を抑えるといっても、その働きを過信して脂肪の多い食生活を続ける事は…身体に良い影響があるとはいえません。

上手に脂質もコントロールしながら、普段の食生活をしっかり見直す事が大事です。

 

中性脂肪を下げるDHA/EPA

消費者庁が実施する「栄養成分の機能評価」は、健康食品の機能性を国内と海外の複数の文献を調べて総合評価するもの。

DHA/EPAは全11モデルの中で最も多くの高い評価を受けた成分です。特に中性脂肪を減少させる効果はA判定の最高ランクでした。DHAが中性脂肪を下げる理由は、次の3つの理由があります↓

 

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