内蔵脂肪が増える原因と下げる解消法・DHAが効果的な理由
内蔵脂肪の原因とその解消法をまとめました。またDHAが脂肪燃焼に効果的と言われる理由も解説しています。
photo by martin.mutch
内蔵脂肪とは?
「太っている」という意味で使われる時の脂肪のタイプは、皮下脂肪と内臓脂肪の2つに分ける事ができます。
皮下脂肪はその名のとおり、皮膚の下についている脂肪の事。多すぎて良い事はありませんが重大な病気の原因とはなりにくいもの。
一方、内蔵脂肪は内蔵のまわりにつく脂肪で、外見上からは判断しにくい脂肪です。 内臓脂肪が高い事は重大な病気の原因とされていて、高血圧・糖尿病・血管系の病気を始め、様々な病気の要因となっています。
ですので、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、できるだけ早急に解消したい(下げたい)脂肪だと言えます。
内蔵脂肪が増える原因は何?
内蔵脂肪はホルモンの関係から、特に男性にできやすい脂肪です。
内蔵脂肪ができてしまう大きな原因は食べる量と運動のバランスが悪いこと。特に30代を過ぎた頃からはこの減少が顕著に現れやすくなります。
単純に肥満体型という事ではなくて、あくまで運動と食のバランスが悪いことが原因。ですので、外見上痩せてるように見えても、運動不足によってバランスが崩れていて、実は内蔵脂肪がたっぷりついてしまている…という可能性も十分に考えられます。
見た目だけで判断するのは早急ですが、例えば「急にお腹がぽっこりでてきた」等の状態がある場合は内臓脂肪が増えてきている可能性が高くなります。
基本的には、運動と食事のバランスが悪くなる事が内臓脂肪を増やす要因ですが、「過剰なストレス」等がある場合も内臓脂肪を増やすきっかけとなっています。
内臓脂肪の基準値
内臓脂肪は、表面からはなかなか見えにくい脂肪です。
ですので、その目安を分かりやすくするために「内臓脂肪レベル」と呼ばれる数値が設定されています。
この内臓脂肪レベルは、フィットネスクラブ等にある専用の機械で計測する他、ここ最近では家庭用の体組織計等でも簡単に測る事ができるようになっています。
内臓脂肪を下げる方法
内蔵脂肪の原因が分かっていれば、解消方法は明らか。食と運動のバランスが崩れてくる事が大きな原因ですので、このバランスをしっかりと保つように工夫します。
食事は、不規則な食生活や過食、アルコールを控える事がまずは第一。その中で、実際に食べるものを工夫したり「食べ方」を意識する事で、効率よく内臓脂肪を減らす事ができます。
運動は、筋トレによって基礎代謝量を上げて脂肪を燃焼しやすい状態を作る事と、ウォーキング等の有酸素運動によって根本的に脂肪を減少させる2つのアプローチが有効です。
ちなみに、内蔵脂肪と皮下脂肪では、外見的には見えにくい内蔵脂肪が皮下脂肪よりも早く減っていきます。
ですので、外見的に「痩せてきたな…」と思うようになった頃には、かなり内臓脂肪を減らせている可能性が高いです。
冒頭で解説したとおり、内臓脂肪は皮下脂肪よりも色々な病気に発展する可能性が高く、放置すると怖いものですが、しっかりと「食事」と「運動」を改善する事で、個人の力でも比較的にラクに下げやすい脂肪です。
内蔵脂肪をなるべくラクに減らす
DHA・EPAには内蔵脂肪を燃焼させる着火剤的な作用があるため、多くの医師が「効率的な脂肪燃焼に必要な栄養素」として推奨しています。
また、消費者庁が行った栄養成分の機能評価でも、中性脂肪を減少させる作用が「A判定」。脂肪を減らし、リバウンドの少ない痩せ体質に変えたいなら、DHA/EPAがおすすめです。
[ad-mobile]