中性脂肪

中性脂肪の基準値はどれが正しい?男性・女性別

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中性脂肪やコレステロールについて調べてみると、意外な事実がある事が分かります。

現状、医療業界で推奨されているコレステロールや中性脂肪の基準値は日本動脈硬化学会が決めた数値を基準とする医療機関が多いのですが、実は、学会によって様々な見解(数値の違い)があるのです。

photo by Kenny Louie

 

「日本動脈硬化学会」による中性脂肪の基準値

日本動脈硬化学会によると、中性脂肪(トリグリセライド値・TG)の基準値は、30〜149mg/dlが適正値との事

脂質の検査___健診結果の見方___保健のページ___J_フロント健康保険組合
出典:https://www.kenpo.gr.jp/jfront-kenpo/

この基準値以上になった時にはその対策が必要とされています。

 

人間ドッグ学会の中性脂肪基準値

一方で「人間ドッグ学会」によれば、海外の中性脂肪と比較した時に数値が厳しすぎるのでは?という見解。また、中性脂肪の男女差も加味して決めるべきとしています。

人間ドッグ学会の最新の基準値は「日本動脈硬化学会」の数値を緩和し、次のような数値になっています。

  • 男性の場合:39〜198mg/dl
  • 女性の場合:32〜134mg/dl

日本動脈硬化学会の数値は30〜149mg/dlでしたので、この数値と比較すると男性の中性脂肪の幅が大きくなっている事が分かります。

 

日本脂質栄養学会に中性脂肪基準値はナシ!?

さらに、日本脂質栄養学会の見解では中性脂肪やコレステロールは悪ではない!という主張。ですので、中性脂肪の基準も設定されていません。

ここ最近はやや落ち着いてきたようですが、以前は雑誌メディアへの掲載により、コレステロール論争として話題となっていたようです。

コレステロール値については、LDLコレステロールとHDLコレステロールに分けて考えて、LDLを下げる事を推奨する方向性で日本動脈硬化学会も修正していますが、いまだに決着はついておらず度々話題となっています。

▶関連:コレステロールとは何か?善玉・悪玉ではない理由

 

どの基準値が正しいの?

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医療の素人からすれば、学会の論争云々よりも「結局どの数値が基準なの?」という部分の方が気になります。

ここまで解説した3つの学会の基準値をまとめると、次のような数値に↓

学会名 中性脂肪の基準値
日本動脈硬化学会 30〜149 mg/dl
人間ドッグ学会 男性:39〜198 mg/dl
女性:32〜134 mg/dl
日本脂質栄養学会 基準値ナシ

一般的には、医師会が日本動脈硬化学会を支持している事もあり、医療関係者の間では「30〜149mg/dlが適正値」という数値を基準にする事が多い様子。

ですが、病院によっては「日本人間ドッグ学会」の数字を参考にする場合も。

さらには、日本脂質栄養学会の「中性脂肪に上限値ナシは流石に突拍子がないけど、エビデンスや研究結果を見ると信憑性はあるしなぁ…」と考えるお医者さんもいるようです。

…と、このように、実際に使われている基準値には病院によってバラつきがあり、現状では、各医療機関によって判断を任せているという状況。

医者は、この微妙な立ち位置の中、コレステロール値・中性脂肪値だけで判断する事はせずに、総合的に他の可能性もないか?という部分で診断している場合が多いのが現状です。

中性脂肪の数値が高値になっている人のほとんどが、「糖質もとりすぎている」場合や、「その他の異常値」も見られる事が多く、その結論として「中性脂肪を下げましょうね」という話になってしまようです。

 

中性脂肪をラクに下げたい!

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中性脂肪を下げるなら魚の油であるDHA/EPAを摂取するのがおすすめです。

消費者庁では「健康食品の機能性」を国内と海外の複数の文献を調べて総合評価した「栄養成分の機能評価」というものを行っています。

この国が行っている機能評価の中で、DHA/EPAは全11モデルの中で最も多くの高い評価を受けた成分です。

特に中性脂肪を減少させる効果はA判定の最高ランクでした。DHAが中性脂肪を下げる効果が高い仕組みは、次の3つの理由にあります↓

 

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