血糖値

砂糖が原因?インスリン抵抗性と中性脂肪の密接な関係

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「糖分を摂り過ぎると太りやすくなる」などと良く言われますが、糖質やそれに関わるインスリン・中性脂肪にはどのような関係性があるのでしょうか?

photo by Caroline

 

インスリン抵抗性とは何?

インスリンは膵臓から分泌されるホルモン。

食物の摂取などによって血液中の血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌。 インスリンは糖分を筋肉へ送り込んでくれる役割を果たしています。筋肉(骨格筋)はインスリンから糖分を受け取りエネルギーとしています。

しかし、何らかの原因で骨格筋がうまく糖質を受け取れない状態になると、血液中に取り残された糖分がどんどん増えていってしまいます。

この状態をインスリン抵抗性が高い状態と言います。骨格筋目線でいうと、インスリンの働きを受け入れないといけないのに…抵抗してしまってる状態という事。

 

インスリン抵抗性の原因は?

インスリン抵抗性が高くなってしまう「何らかの原因」のひとつが脂肪です。

特に影響が大きいのが内蔵脂肪。 脂肪はエネルギー過剰になるとどんどん大きくなり、これを「大型脂肪細胞」と呼ばれます。一方通常サイズの脂肪は「小型脂肪細胞」です。

大型脂肪細胞と小型脂肪細胞は大きさの違いで、まったく違った作用を身体に与えます。大型サイズの脂肪はインスリンの働きを阻害し、小型サイズの脂肪は逆にインスリン抵抗性を改善する働きをします。大きさの違いで、まったく真逆の作用をしているわけです。

 

中性脂肪とインスリン抵抗性の関係は?

中性脂肪は血液中にも多く存在して、細胞内に取り込まれるのを待っている状態。

中性脂肪の細胞への取り込みはりぽたんぱくリパーゼによって行われますが、インスリン抵抗性が高値の場合、この活動を妨げます。細胞内に取り込まれずに中性脂肪が残ってしまってる状態ですね。

この状態が続くと、内蔵脂肪ができやすい状態になりインスリン抵抗性をさらに悪化させる原因になります。

 

糖分で中性脂肪も上がる!

血液中に過剰に残った糖分はどうなるのでしょうか?

これは、大量の中性脂肪のもととなります。糖分は中性脂肪の原料ともなる物質。材料が溢れかえってしまっている状態。

中性脂肪が多いと、内蔵脂肪ができやすくなります。内蔵脂肪が肥大化する事でインスリン抵抗性が上がります。インスリン抵抗性があがると糖分や中性脂肪が残り易い状態に…。中性脂肪の材料である糖分や余った中性脂肪によってさらに、中性脂肪量が増加することになります。まさに、負のスパイラルです。

ですので、こういった場合「糖質改善」「脂質改善」 など、総合的に原因を断ち切っていかなければならないという事になります。

 

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