中性脂肪

中性脂肪とアルコールの関係・飲酒で中性脂肪が増える原因

中性脂肪をあげてしまう原因の一つが「アルコール」です。

例えば、油の多い食生活なら感覚的に「太りそう…」と思えますが、脂肪ではないアルコールの摂取で、なぜ中性脂肪が高くなってしまうのでしょうか?

 

二日酔いの原因が脂肪を増やす?

「アルコールの身体への影響」を説明する時に、必ずセットでついてくるキーワードが「アセトアルデヒド」です。

アセトアルデヒドは肝臓内で生成される「中間代謝物質」と言われるもので、毒性のある成分として知られます。

この毒性が、二日酔いの原因とされるもので「吐き気」「呼吸促拍」等の身体の異常となってあらわれます。

体にとって毒素となるアセトアルデヒドは、そのまま体内に残ると有害なので、体の中で別の成分へと分解されます。

アセトアルデヒドを分解するものが「アセトアルデヒド分解酵素」で、この酵素の力で「酢酸」へと分解されます。

その後、 最終的に「二酸化炭素」と「水」にまで分解され体外へと排出される仕組みです。

アセトアルデヒドが分解された状態である酢酸は通常は人体にとって無害なもので、身体の中では生理的に作用して「アセチルCoA(アセチルコエンザイムエー)」になります。

アセチルCoAは通常、細胞内ミトコンドリアの中で作用し脂肪酸を取り込んでエネルギーを生み出してくれる大事なもの。いわば「体内の脂肪燃焼機関」という大事な役割を果たしているといえます。

アルコール摂取で肝臓にアセトアルデヒドに変わり酢酸となって排出。そして酢酸はアセチルCoAとして脂肪燃焼を助けてくれる。

と、ここまでの解説を聞くとアルコールが中性脂肪の原因になるどころか、むしろ中性脂肪を燃焼させてくれているようなイメージすら持ちますね。

しかし、ここで問題となってくるのがアセチルCoAが過剰に増えすぎた場合です。 本来であれば、脂肪酸を取り込みエネルギーの燃焼期間としてミトコンドリア内で活躍するはずが、増えすぎたアセチルCoAはミトコンドリア外へと排出されてしまいます。

このミトコンドリアから排出されてしまったアセチルCoAが大問題。

ミトコンドリア内のアセチルCoAが、脂肪酸を取り込むという正常な作用を邪魔してしまうのです。

アルコールの過剰摂取によって、ミトコンドリア内に取り込めないアセチルCoAが増加する事で、中性脂肪が上がりやすい状態となってしまうという理屈。

アルコール摂取量と、体内中性脂肪量の増加が比例関係にあるのは、この作用が理由です。

 

中性脂肪を下げる栄養素「DHA/EPA」

押麦は水溶性食物繊維によって血糖値上昇を抑え、中性脂肪を抑えるというものでした。

そして、中性脂肪を下げる栄養素として注目されている成分が、青魚の油に多く含まれるDHA/EPAです。

消費者庁では「健康食品の機能性」を国内と海外の複数の文献を調べて総合評価した「栄養成分の機能評価」というものを行っています。

この国が行っている機能評価の中で、DHA/EPAは全11モデルの中で最も多くの高い評価を受けた成分です。

特に中性脂肪を減少させる効果はA判定の最高ランクでした。DHAが中性脂肪を下げる効果が高い仕組みは、次の3つの理由にあります↓

 

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