血液サラサラ

コーヒーと血液サラサラの因果関係・血栓を溶かす力がポイント

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コーヒーを飲んで血液サラサラをサポートすると言われるのは、コーヒーに含まれるある成分に由来するものです。

photo by  Pasi Mämmelä

 

 

コーヒーの血液サラサラパワーの理由

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」と呼ばれる成分によるものです。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、コーヒーの渋みや苦味の素となっている成分でもあります。

クロロゲン酸は、強い抗酸化力を持っています。この強い抗酸化力によって血管内での酸化、つまりサビを抑える効果が期待できます。

血管内でサビが進行してしまうと、血管壁や赤血球の硬化を招きます。血管の場合は動脈硬化等の病気となって現れます。

逆にこういった酸化によるサビを防ぐ事ができれば、血管は柔軟性を保ち、若い時と同じく良好な血の巡りを維持する事ができます。

 

クロロゲン酸は糖尿病予防にも

クロロゲン酸ならではの効果として、糖尿病予防に効果が高い事でも知られています。糖尿病になると、血糖値が上昇し、いわゆるドロドロ血になりやすい状態に。

一般的に「糖」と言うものは、複数の糖がいくつか連なった状態でできていて、その状態では栄養成分として腸から吸収されません。

そこで、マルターゼ・スクラーゼ・αアミラーゼ等の糖を分解する酵素によって、連なった糖を細かく分けて吸収されやすい状態にします。

通常であれば、これら酵素の作用は栄養を吸収するために自然なものであり、体にとっても必要なもの。

ですが、高血糖の人にとっては、逆に糖が効率よく吸収される事が有害になり「糖毒性」になってしまいます。

そこで、これら糖分解酵素の働きを抑制する事で、糖の吸収を緩やかにするのが経口糖尿病薬と呼ばれるもので、アカルボース、ボグリボース等の薬があります。

クロロゲン酸を摂取すると、これら糖尿病薬と同様の経路で糖分解酵素を抑制する作用が確認されています。

つまりコーヒーを飲む事で、クロロゲン酸由来の糖を余分に吸収する力が働き、糖尿病を予防する効果が期待できるという仕組みです。

ちなみに、アカルボースを飲む場合は食事の直前に服用しないと意味がないとされていますが、同様にコーヒーの糖抑制作用を期待するなら、食後のコーヒーよりも、食前のコーヒーが良いという事になりそうです。

 

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