グリーンスムージーに血液サラサラ効果を求めるなら要注意!
健康やダイエットによいとされるグリーンスムージーですが、さらに血液サラサラ効果も期待したいなら、いくつかの注意が必要です。
photo by Meal Makeover Moms
グリーンスムージーの血液サラサラ効果
グリーンスムージーは、葉野菜を中心に多くの野菜を補給できる飲み物として人気があります。あまり量を食べれない野菜でも、たっぷりと摂取する事が可能です。
グリーンスムージーに、血液サラサラ効果を期待する場合、注目すべきはファイトケミカルの量です。
ファイトケミカルとは、ポリフェノール・フラボノイド・カロチノイド等の種類があり、どれも強い抗酸化力を持っている事が特徴です。
この抗酸化パワーによって余分な活性酵素を除去し、老化を防ぐ事ができるので「美肌にいい」「アンチエイジングになる」といった事も言われています。
強い抗酸化作用は、血中内においても有効に働きます。
抗酸化作用によって、血管壁や赤血球の老化を予防する事ができますが、老化を予防する事で柔軟性が保つ事を可能にしています。
例えば、高齢者の病気の代表的なものとして「老眼」が挙げられますが、これは目のレンズである水晶体が老化によって硬質化しピントを合わせる事が苦手になるためです。
このように「酸化する事=硬質化する事」とも言えます。
話を戻すと…、ファイトケミカルの抗酸化作用によって、血管壁や赤血球に柔軟性を与える事で、動脈硬化等の病気を予防し、流動性を高める効果も期待できます。
選ぶ野菜にもポイントが
「血液サラサラ効果を期待するなら、ファイトケミカルに注目」というお話をしました。
血液サラサラ効果を期待できる野菜としては、キノコ・生姜・ニンニク・トマト・玉ねぎやネギ・大根等が挙げられます。
ですが、これらの野菜を見ても分かるとおり、あまりスムージー向きな食材ではありません。
スムージー向きで、ファイトケミカルの量にも期待できる野菜としては、法蓮草や小松菜等がおすすめです。
また、スーパー等で売られている事は稀ですが、大麦若葉・ケール・明日葉・モロヘイヤなど、いわゆる「青汁」で使われる葉野菜も、手に入れる事ができる場合にはおすすめです。
▶関連:青汁に「血液サラサラ効果」を求めるなら青汁の原料に注目!
果物には注意が必要
グリーンスムージーを飲む場合、「飲みやすさ」を高めるために、フルーツもよく使われています。
ですが、血液サラサラパワーを期待するなら少し注意が必要。
野菜に比べて、フルーツの量が多すぎる状態になると、果物由来の「糖質」も多く摂取する事になってしまいます。高血糖はドロドロ血の要因となってしまうので、避けたいところ。
飲みなれないうちは、フルーツの量を多めにして飲みやすくし、慣れてきたら徐々にフルーツより野菜の割合を増やすようにしていくのがおすすめです。
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