キムチに血液サラサラ効果はない?健康にどんな効果がある?
キムチを食べる事で血液サラサラになるのでしょうか?キムチを食べる事での健康効果についてまとめました。
キムチは何に良いの?
キムチを食べる事で効果が期待できるのは、次のようなものがあります。
整腸作用
整腸作用の高い食材として有名なものはヨーグルトが一般的。
ヨーグルトに整腸作用がある理由は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌によるものですが、一説によるとキムチに含まれる乳酸菌の量はヨーグルトの100倍近くもあるとのこと。
キムチ自体に乳酸菌が含まれる事も意外ですが、それだけ多くの乳酸菌が含まれている事にも驚かされます。
脂肪燃焼をサポート
キムチの一番の特徴と言えば、なんといってもあの強烈な辛さ。その辛さの素となっているものがカプサイシンと呼ばれる辛み成分です。
カプサイシンを摂取するとアドレナリンの分泌量が増える事が知られています。アドレナリンの分泌量が増えると、脂肪分解酵素リパーゼも連動して活性化し、脂肪燃焼力を加速させる事ができます。
疲労回復効果
カプサイシンによって、代謝がよくなり血行がよくなります。その結果、老廃物が溜まりにくい状態となり疲労回復効果が期待できます。
さらに、キムチの材料の一部であるニンニクにも強い疲労回復効果が。ニンニク由来のアリシンの力によって、糖の代謝を活性化しつつ、ニンニクに含まれるビタミンB1と連携して疲労回復効果を持続させます。
キムチには血液サラサラ効果はない?
キムチ自体には、特に主たる血液サラサラ効果はありません。
ただ、キムチの原料となっているニンニクに含まれる成分、硫化アリルは調理過程でスコルジニンと呼ばれる成分に変化し、スコルジニンの効果によって毛細血管を拡張させます。
この効果によって、詰まりやすい細かな毛細血管の流れがスムーズになる事は期待できます。
また、キムチと合わせて作られる「キムチ納豆」などの料理になると、納豆が持つ酵素「ナットウキナーゼ」の力で、血液サラサラ効果の助けとなりそうです。
▶関連:納豆のナットウキナーゼに血液サラサラ効果は本当にある?
[ad-mobile]