わさびは血液サラサラにできる?効果を最大限にする調理法
わさびの血液サラサラ効果があると言われる理由と、それを最も実感できるおすすめの調理方法をまとめました。
photo bySarah_Ackerman
わさびの血液サラサラ効果の仕組み
わさびの血液サラサラ効果の根拠となっている成分は「イソチオシアネート」と呼ばれるものです。
イソチオシアネートは、わさびのツーンとくる辛さの素となっている成分。
このイソチオシアネートは、血中内で血小板が凝集するの抑える効果あると言われています。血小板の凝集を抑える事で血が固まりにくくなり、血栓等も予防する事ができます。
また、イソチオシアネートは高い抗菌作用のある成分としても有名です。症状が重い食中毒の要因となっているO-157やその他のカビ類にも高い抗菌効果を持つと言われます。
日本では、刺身や寿司と一緒に食べる事が多いですが、味わいだけではなく、傷みやすい生魚を菌から守ってくれている事が分かります。
ちなみに、生臭さの原因であるトリメチルアミンもイソチオシアネートによって抑制されるので、一緒に食べる事がで生臭さを消す事ができています。
効果を最大にするには?
わさびのサラサラ効果を高めるには、イソチオシアネートを最大限に増やす事がポイントです。
実は、生のわさびの状態ではイソチオシアネートは少なく、空気にしっかりふれさせる事で生成されます。
空気にしっかりふれさせる事がポイントですので、わさびをすりおろす時に、なるべく目の細かなおろし金を使ってすりおろす事が重要です。
ちなみに、わさびの辛みが強いほどイソチオシアネートの量が多いという事ですので、辛みが強いほど「ちゃんとイソチオシアネートを増やせている」という目安にもなります。
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